地方の低給料と人生設計 ブラック水準
地方では仕事がないばかりか生活保護と似たり寄ったりの給与水準であることもめずらしくありません。
これまでのバイトや職場で、50代~60代の社員とコミュニケーションをとれば生活ギリギリである話を聞くこともあります。
妻や子供の生活費や学費など考えれば単なる愚痴ではなく重みのある悲鳴のようにも受け止めることができます。
若い人は、極めて少ないベースアップと低水準の給与でこのような生活を思い描くことすら難しい。 |
このような会社だったりブラック会社である場合、これから自分の将来も重ねて見ることができます。
今の低給与の経済力で結婚や子育て費用・学費も想定しなければ、極めて計画性のないリスクが迫ってくるのです。
ブラック会社に勤務して、毎日毎日ギリギリの心理状況で将来計画など見通せるはずもありません。
ご近所の子供さんが仕事で自活していたハズなのに、
「実家から会社へ行くスタイルに変わった」というケースも多いのではないでしょうか。将来に備えた極めて懸命な判断だと思います。自活でまともな貯蓄は困難だからです。
私の場合は「○○さんの子供も、同級生の○○も自活してるから働いて出て行け」と散々言われました。
これは「宿題をしようとした矢先に勉強しろ」と言われるような感覚と同じで大きな不快に覆われました。
仕事探し ⇒ 面接 ⇒ 採用 ⇒ ブラック会社(確認作業) ⇒ 退職 ⇒ 多少の静養期間 ⇒ 仕事探し・・・
このような流れを繰り返してきた自分にとっては、多大なストレスとなりました。この過程ひとつで1~2か月費やします。
ブラック会社で低給料人生の覚悟
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将来負担の想定で可能性を抑圧 |
生活保護と似たり寄ったりの給与水準で将来設計を考える。
それは、将来自分が負担するであろう項目と金額を考えればいい。
家賃(アパート・固定資産税・ローン)
水道光熱費
ガゾリン代・駐車場代・自動車税・車検費用
生命保険・国民年金
NHK・新聞・スマホ・インターネット接続費用
食費・交際費・趣味などの遊興費
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彼女・子供を養う総合費用 (食費・遊興費・通信費など)
結婚式代
子供の学費・部活、習い事の会費
親(自分・彼女側)の介護費用・介護時間の想定
将来に備えた貯蓄への割り当て
20~30代のあなたが100万円貯蓄するのに
何年かかるのでしょうか?
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適当に考えただけでこれだけの項目があります。どーすればいいのか分かりません。
ご近所や親戚の評価を気にせず、実家から会社勤務の決断をして、ひたすら貯蓄するのが賢明なのかも知れません。 |
個人的な出来事 |
後輩・同僚の結婚式が1か月のなかで合計2回もあるということで1回3万円と考えると
6万円と2次会費用の臨時出費
汗だくで働いた10万ちょっとの給与が、会話もない式参加(2~3時間)で半分以上なくなる出来事がありました。
当然おことわりさせていただきました。
後輩や同僚のお祝いごとにも金銭的な理由だけで参加できないなんて、自分が底辺であることを痛感しました。
少ない給与水準で将来設計を考えること自体、自分の心理的自由を知らず知らずのうちに狭めてしまう場合があります。
考えすぎではありますが、友達と遊ぶことや外出すること自体に金が出て行くので、引きこもり心理に理解が深まります。
注意事項について |
これまで様々なアルバイトや就職面接など経験してきたことを主観的にまとめてみました。
たびたびハローワークの求人に登場する会社に面接や短期間の勤務を経験したことを主観的に分析しています。
あくまでも一個人の出来事から学習したことなどを心理的側面などを交えて書いたものにすぎません。
当ホームページに書いてある内容に一致する会社がブラック会社であることを示すものではありません。
具体的会社名などは一切掲載しておりません。