年金の特別催告状
自業自得ではありますが年金未納であることから日本年金機構から特別催告状が届きました。
特別催告状が届いたのは振り込め詐欺のハガキ以来です。 今回は本物です。 |
私個人の年金未納である要因などは他のページにも書いてあるような社会要因などもあることから、特別催告状が来た方もそこそこの数にのぼるのではないかと思います。自業自得も自覚しています。
今の高齢者の年金生活を支えるために年金支払いは必要
自分が老後になったときの生活を支えるために年金の支払いが必要
このような意義のある言葉で年金支払いを求められてきました。
健全な正社員という仕事はなかなかなくて、厚生年金のないフルタイム・アルバイトで生活している方も多く存在しています。
もちろん地方での給与水準は生活保護レベルに近い金額であるのも都会では理解されないのも現実です。月収の1割近い金額の支払いを求められていることとなります。
電話による催促においては「払える余裕がないから払えない。」という理由は通じるといえば通じます。
が、今回、特別催告状をしっかり読んでみると上記のような考えは通用しない内容が書かれています。
法律的根拠を示したうえで強制徴収の可能性にも言及しているものです。これまでの認識を覆すものです。
特別催告状の内容を読めばこれまでの認識が変わります
今の高齢者の年金生活を支えるために年金支払いは必要
自分が老後になったときの生活を支えるために年金の支払いが必要
などという
「支払わなければ結果的に将来の自己責任ですよ。」という考え方自体が通用しないことです。
年金未納による強制徴収の可能性
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未納による財産の差し押さえ |
期限までに保険料が納付されない場合は、強制徴収を開始することがあります。
強制徴収が開始され、法に定める滞納処分が行われると、未納保険料に年14.6%の割合、納期限の翌日から三月を経過する日までの期間については、年7.3%(当分の間、国民年金法附則で定める割合)で延滞金が課されるほか、あなただけでなく、連帯納付義務者であるあなたの配偶者や世帯主の財産が差し押さえられます。
このように明記されています。
あなただけでなく、連帯納付義務者であるあなたの配偶者や世帯主の財産が差し押さえられます。
将来の自己責任に関わることと思っていたため、このような認識は全くありませんでした。
正社員の職がなくアルバイトをしている人 (短時間労働など)
まともな会社に入るために就職活動を続けている人
ブラック会社などを辞めて静養している人
正社員に見切りをつけて個人事業や在宅ワークをしている人
ひきこもり などなど・・・
上記に列挙したケースでは、実家で生活している場合も多いと考えられ、未納が続くことになると自分の親が年金を代わりに支払わなければならないことが想定されます。(実家に住んでいれば)
ただでさえ肩身のせまい状況であると思いますが、いっそう追い込まれる方も出てくるのではないでしょうか。
すべき対応については「特別催告状」や封筒のなかに同封されている用紙を参考にするといいと思います。
「国民年金保険料免除・納付猶予申請書」を市(区)役所・町村役場または年金事務所に提出する
・年金手帳、印鑑、身分証明書(免許証など)を持参して手続きします。あっけなく15分ぐらいで終わりました。
金銭的余裕があるのなら支払う
開き直って
連帯納付義務者であるあなたの配偶者や世帯主に支払わせるように説得する
年金事務所に行くか電話をして相談やすべき対応を説明してもらい、対応する。
私の場合は未納付である数年間、年に1回ほど担当の方が家に来て納付猶予申請書をとりあえず書くように勧められたので書いていました。最近は、このようなことがなくなった?(地域などにより異なる)ようで、結果的に未申請・未納付が続いたために「特別催告状」がきたのかもしれません。
法律で定められた当然支払わなければならない税金のような認識を持つ必要があります。
テレビ受信機があるのにNHK受信料を拒むようなものです。
都会や公務員・中規模企業など給与の高い層であれば、国民年金未納の話題を聞けば
「たかだか15万円ちょっと」、
「ボーナスの少しを年金に割り当てればいいだけの金額」というような経済力に裏づけされた考え方もできます。
地方の経済力のない人々にとっては痛烈な批判であり、
地方にいる親戚や友達にこのような話をしたら関係に亀裂が入るかも知れません。
理解なく批判する方は、ぜひお試しください。
私ですら50万ぐらい支払える貯えがあれば一括払いしたい気分です。
何年間も働いて貯めた通帳が帳消しになります。
2016年に作成したものです。国の政策などにより状況・内容が変わる場合があります。
国民年金未納の問題を改善させることを目的として作成してます。
ほかのサイトも閲覧するなどして多角的に情報収集することをおすすめします。
注意事項について |
これまで様々なアルバイトや就職面接など経験してきたことを主観的にまとめてみました。
たびたびハローワークの求人に登場する会社に面接や短期間の勤務を経験したことを主観的に分析しています。
あくまでも一個人の出来事から学習したことなどを心理的側面などを交えて書いたものにすぎません。
当ホームページに書いてある内容に一致する会社がブラック会社であることを示すものではありません。
具体的会社名などは一切掲載しておりません。